
2020年6月28日 神の教会 第一コリント1:1~3
更新日: 2020年06月28日
当時のコリントは、偶像崇拝がはびこり、性的にも非常に乱れていた街です。そんな背景を持つのがコリント教会です。この教会にも世俗の波が入り込み、それによって様々な問題が生じていました。パウロは、自分が伝道して建てられた教会を案じて、この手紙を書き送っています。
それらの問題とは、性的な問題、偶像の問題、党派争いなどがそれです。そこで、パウロは、この手紙を通して、それらの問題を解決しようとします。まず、この手紙の挨拶文を見ると差出人、宛先、挨拶というふうに記されていきます。差出人において、自分が何者であるかを語っています。それは、自分は、自分の思いによってではなく、神の御心によってキリスト・イエスの使徒として召されている。その使命を負っているというのです。その使命こそ、福音宣教と互いに愛し合うことです。そのために、神は人々を召し、聖なる者、つまり、教会に連なる者とするのです。そういう自覚を持つことで問題解決への道が開けていきます。
信徒たちが、自分は罪深い者であるにもかかわらず、神の愛と恵みによって支えられている神の教会であることを認識することで、神の前にへりくだることができます。そして、主の名を呼び求めるようになります。
私たちの教会もまた、様々な問題によって、平和を失ってしまうようなことも起こります。しかし、私たちは、神がイエスによって召し集めてくださった恵みを思い、ひたすら主を仰ぎ見て、主の御名を呼び集め、主を畏れ敬い、打ち砕かれた悔いる心をもって、その赦しを願っていくならば、神の教会に、父なる神とイエスからの恵みと平和が豊かに与えられると信じます。
