在日大韓基督教会 大阪築港教会

OSAKA SEASIDE KOREAN CHURCH
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2021年10月17日 神が与えてくださる体 第一コリント15:35~41

15章には、死者の復活のことについて語られています。パウロは、また、聖書は、死者の復活を前提にして語られています。そこには疑いの余地はありません。となると、どのような体で復活するのかが問題になってきます。もし、死者の復活が、たとえば、死んだ後、生前の体によみがえってこの世の人生を、生活を再スタートすることになるということでしょうか。そうなると、それは、救いとは言えないし、復活する意味もありません。パウロが語る復活は、今、私たちがこの体で生きているところから復活は何だろうかと推し量ることはすべきではありません。なぜなら、種と実では、その姿が全く異なるように、私たちの推測や想像で、復活の体を推し量ることができないからです。神が宇宙万物を創造された時、誰が、今の体を想像することができたでしょうか。それと同じように、将来、与えられる新しい体を誰も想像することはできません。それくらい素晴らしいものだ、ということです。パウロが語り伝える復活の体は、この世の延長線上にあるものではありません。全く異なります。しかし、忘れてはならないことは、将来の復活の体にも、今の体にも神が与えてくださった輝きがある、ということです。つまり、栄光や生きる意味があるのです。それを、私たちは、キリストが示してくださった愛の中で見出していかなければなりません。そうすることで、私たちは、様々な困難があったとしても、将来与えられる復活の希望に生きることができるのです。